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酷暑で要注意!! 夏のトラブル!バッテリーを長持ちさせるには…パート⑤

一般的にバッテリーの寿命は2~3年と言われていますが、週末しか運転しない車や、毎日ちょい乗りしかしない車…エンジンを頻繁に切ったり動かしたりしてる車は寿命が1年くらいになる場合もあります…。

逆にストップ&ゴーが少なく、毎日長距離を走る車はバッテリーの寿命が4~6年に延びることも…。

愛車からのSOSを見逃さぬよう、バッテリーが寿命を迎える前の前兆として、以下のようなことがあれば、交換時期と考えましょう。


エンジン始動時のセルモーター音が鈍くなってくる

エンジンを始動する際、キーを回した時に聞こえる”シュル!シュル!シュル!…”という音…これの勢いが弱またらバッテリーに元気がなくなってきた証拠。

乗る度に聞いている音だけに、意識しなくても比較的気付きやすい前兆です。

ウィンドウの動きが重い

ウィンドウを開閉した時の動作が重くなったり、途中で止まりそうになったり…。

バッテリーの容量に余裕が無くなってくると出る症状です。

ヘッドライトが暗い

ヘッドライトはエンジンの回転数に応じて、多少明るさが変化するものなのですが…低回転時に消えそうなほど暗くなるなどの症状がでたら、もう時間の問題です。

安全にも関わることなので、早めのご対応を!

バッテリー本体が膨張する

充放電を繰り返すうちに、バッテリー内部が劣化することで発生するガスが原因。

目で見る事の出来ない電気の状態が、見た目で判断できるのは嬉しいです。

バッテリー液がよく減る…バッテリー上面にバッテリー液が漏れている

バッテリーが持つ容量以上に充電エネルギーが加えられた時(過充電時)に、液中の水が酸素ガスと水素ガスに分解されてしまうから液が減る…逆に、電解液面の上昇が起こることがあり、それが液漏れにつながることがあります。

劣化して、バッテリーのポテンシャルが下がると過充電が常態化するので、症状が現れやすい。

バッテリーターミナル端子に粉が付いている

最後にバッテリーターミナル端子。

ここに白く粉が吹いたように付着していればバッテリーの寿命が近い証拠。

過充電で噴出したバッテリー液が、乾いて結晶化したもの…。

エアコンの使いすぎなどでもこの粉がつく事があるので注意が必要です。