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酷暑で要注意!! 夏のトラブル!バッテリーを長持ちさせるには…パート④

バッテリーの寿命を縮める原因は?

エアコンをガンガンかけてオーディオやドラレコなどを普段かなり使う人は気を付けた方がよさそうですね。

ここで改めて「愛車のバッテリーがよく上がってしまう…」そんな人は以下のような、バッテリーの寿命を縮めることを行っていないだろうか…?

 

バッテリーの寿命を縮める車の使い方とは?


1日に何度もセルモーターを使っている(放電過多)

エンジン始動時は大きな電力を消費します。

日に何度も使うということは、一度の走行時間が短く充電が追い付いていない可能性があります。

夜間しか車を使わない(充電不足)

夜間走行は、ヘッドライトやテールランプ…メーター、スイッチパネル…etc

電気を多く使います。

充電した分だけ消費している状態なので、電気を十分に貯めることが出来ていません。

雨天時しか車を使用しない(放電過多)

ワイパーを多用すること…っていうと大したことなさそうなイメージを持たれる方もいるでしょうが、ワイパーはエアコンの次ぐ電力消費量なんです。

加えて、雨天走行時はTRCやABSなどの運転補助装置が作動する頻度も多くなりますしね。


消費電力の大きな電装品を装着している(放電過多)

今は、ETC、ドライブレコーダーや取締りレーダーに空気清浄機と…様々な電装品が常時使用されている状態です。

特にドライブレコーダーは、防犯対策を兼ねて駐車中も作動させている方も多いようです。

加えて携帯電話の充電など、電気の消費量は相当なものですから…乗る度に充電量を超えて消費すれば、バッテリーは当然弱っていきます。


いつも渋滞路を走行している(充電不足)

アイドリング時より走行中の方が数倍充電効率が高いです。

渋滞などが日常的だと、充電が追い付かなくなります。


ハイパワーなカーオーディオを付けている(放電過多)

パワーアンプ、ウーハーなど高出力なオーディオは音質も音圧も良く、心地の良いものですが…ハイパワーなオーディオを鳴らす為には、膨大な電力を必要とする為、バッテリーに直結してアンプに電力供給するので、バッテリーに掛かる負荷は相当なものです。

たまにしか車を使用しない(充電不足)

「自分は普段車に乗っていないので、バッテリーを使っていない…。」という人がいるかもしれないですが…これは大きな間違い!

車は、停車中も微量な電気を消費しています。

近年では、イモビライザーというセキュリティーがほぼ標準化されていますので、待機電力が上がっています。

車は乗らないと、バッテリーは放電しっぱなし…と、いう事です。

規定より容量の小さいバッテリーを付けている(容量不足)

車輌開発メーカーが、車種ごとに必要な容量を計算して搭載しているバッテリー。

緊急時にやむを得ず…一時しのぎ的に…と、いうような特別な場合を除いては、規定より容量が小さいものを使ってはダメです!

たとえ容量が少ない商品の方が安価だったとしても、性能以上の仕事量を要求され続けるバッテリーの寿命は当然短くなりますので、結果…損することにも…。

何より、十分な電力供給が出来ていなければ、せっかく搭載されている衝突軽減ブレーキ等の運転支援装備を、十分に機能させることが出来ないばかりか、重大事故に繋がりかねません。