マセラティ グランツーリズモ

 

近年、人気上昇中のイタ車…その中でも高い人気を誇るマセラティ。

マセラティは上品なデザインと高級志向な内装が売りのスーパースポーツカーを販売するメーカーですが、その中で最も戦闘的なモデルであるGranTurismo-グランツーリズモ-が入庫しました。

オーナーのN様曰く…「つい最近他店で購入したが、現状販売ということで整備も点検もして貰えていない…是非、オートアベニューで点検整備をして欲しい…」というご依頼です。

まぁ、イタ車をイジれるお店は限られてますからね…販売店としても「現状販売」にすることでリスク回避をしたのでしょう。

当社のお客様であるO様(マセラティギブリS所有)の御紹介なので、その期待に全力で応えようと思います!

まずはピットに入れて…ボンネットオープン!

( ゚Д゚)おおぉぉ!

さすがフェラー製のエンジン!

神々しいぃぃ!!

………失礼致しました。_(._.)_ッィッィ…

仕切り直して…

まずはピットに入れてリフトアップします。

熟練の整備士が、必死にジャッキをセットしています…車へジャッキを掛ける作業なんて地味で映えないから、どの雑誌やブログでもあまり取り上げられませんが、ときには重大事故に繋がる可能性のある大変重要な作業なんですよ。

特に、フェラーリに代表されるイタ車はジャッキアップポイントを探すのが大変な上に、とぉ~ってもリスキーなんです(;一_一)

高級イタリア車は、いわば芸術品ですから例え腹下であっても凹ませたら大変ですし、適当に上げると最悪はフロントガラスが…∑パリΣパリッ!!…ってなことに!

ジャッキアップするだけでこれですから…入庫を拒否する業者さんが多いはずですよねぇ。

時には置いてるだけでも壊れたりしますし…(;’∀’)オソロシィ~ッ…

はい!ジャッキアップ出来ました!

事前のヒアリングで、ブレーキの鳴きを気にされていたのでチェックしてみます。

パット残りは7.4mm…イタ車はパットセンサーに当たるのが早いので、もう少しでセンサーに当たりそうですが、ブレーキパットが鳴きの原因ではなさそうです…。

続いてデスク面を診てみます…ディスクローターに変形などは無く、厚みも十分です!

では?何が原因なのか?

画像では解り難いですが、ブレーキディスクの表面がテッカテカのツッヤツヤに光ってます…タイヤを外す際にもホイールがキレイだなぁ…と感じたのですが、ブレーキダストが少ないんですよねぇ。

つまり、ブレーキが強く踏めていない!

ブレーキタッチが優しすぎるせいで、ローターとパットに焼きが入らず、ブレーキを磨き上げてしまっていたんですね。

これがブレーキ鳴きの原因です!

まぁ…ブレーキを強く踏め…ったってねぇ…世界屈指のブレーキメーカーであるブレンボ製のブレーキを搭載しているから、軽く踏んでも良く止まるし…常識的な運転してたら、そんな使い方しないもんねぇ…。

初期制動力の強いパット交換することも考えましたが、勿体無いのでブレーキを踏みながら走るなどして焼きを入れる方法で対処してもらうことにします。

…で、腹下です。

うん!キレイですね!

オイル漏れや滲み、ゴム製パーツの劣化や破れもありません。

タイヤは前後とも新品へ交換します。

マセラティが、グランツーリズモ用タイヤとして推奨している「ピレリ P-ZERO MGT」をチョイスしました。

あとはダイアグで最終チェックして終了です。

今回も、悩めるお客様のお力に成れて良かったです!