以前「移動式オービス恐るべし…」でご紹介したオービスのことですが、運用が始まって2年が経ち…いよいよ本格始動!といった感じです。
従来、オービスは速度違反が顕著で危険性の高い場所に設置され、一般道路では30km/h以上、高速道路では40km/h以上の速度超過1回で免停となる赤切符の違反のみを取り締まり対象として動作するといわれていました。
しかし…移動式オービスについては、これまで取り締まりが困難であった狭い生活道路などにも設置することが可能になり、取締り範囲が大幅に拡大されました。
主な特徴は…
1.手前の予告看板が無い
2.レーダーではなく「レーザー式」なので、従来の探知機では反応しない
3.小型で設置場所は無限
4.高速道路の看板の上、トンネル内にも設置
…こんな感じですが、そもそも当初は「ゾーン30」など住宅密集地の道路に設置すると発表されていました。
それなのに、一般道での目撃情報が多数報告され…現在では、高速道路にも設置するわ…予告看板は無いわ…で、やりたい放題…。
おまけに、15kmオーバーでも反応するというから恐ろしい…。
近年、固定式のオービスやネズミ捕りでは、多くのドライバーが取締り場所を覚えている為、その区間で違反する者が少なく成果が上がらないことが一般道や高速道路での運用開始理由のようです。
…(?ヘ? )おや?…成果が上がらない?…警察が言う「成果」って!?
神奈川県警はオービスの使用目的について、「交通事故抑止のためとドライバーに実勢速度を下げさせること」と説明しており、取り締まりそのものが目的ではない!と声高に発表しています。
それならば…固定式オービス設置などにより、危険性の高い場所で速度低下を促すことが出来ているのだから、成果は上がっているのではないのか!?
隠れてカメラを設置するのではなく、堂々とその場にパトカーを止めて見張るだけでも成果は十二分に上がるはずではないのか!?
まぁ、結局は検挙することが目的…というか罰金を獲ることが目的なのが透けて見えるんですけどね…。
移動式オービスも、金集めツールの一つ…ってことだね( ̄Д ̄;)クワバラ クワバラ…。
新しいレーザー式オービス対応の探知機も続々登場していますので、抗おうと思う人はイタチごっこを続けていきましょう。
「安全よりもお金集め」的な感覚が色濃い警察の取締り姿勢には不快感を覚えますが、速度超過は絶対にダメですよ!