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近づく未来…

 

いよいよ今年、2020東京オリンピックが開催されます!

世界中が注目するスポーツの祭典ですから、開催国は自国の技術力や文化を広く発信するチャンスです。

我が国では新国立競技場の建設で、一度決まった建築家ザハ・ハディドさんのデザインを突然ひっくり返したり…発表されたロゴマークはパクリだったり…バレーボールやカヌーなどの競技会場が二転三転し、マラソンは北海道へ…(; ̄Д ̄)ハァ?

まあ…いろいろありましたが、なんとか開催には漕ぎつけそうです。

そんな中、自動運転実用化の為の第一歩となる運用が予定されています。

それがこちらの小型EVバス「e-Palette」。

開発段階よりオリンピック仕様として誕生しました。

選手村内の巡回バスとして十数台が提供される予定です。

         

完全バリアフリー化により、車椅子での乗り降りもラクに出来そうですね。

自動運転についてはレベル4(特定の場所内でシステムにゆだねる)を達成していて、低速での完全自動運転が可能とのこと。

ちなみに、オペレーターが同乗しますので無人ではないようです。

トヨタ自動車やソフトバンクを始めとして、さまざまなIT企業との提携を強力に進め、今や日産・三菱以外の全メーカーが出資するまでになった自動運転技術。

自動車に限らず、開発されて発売、そして一気に普及する分岐点として、なにかしらのイベントが起爆剤になることはよくあります。

たとえば1964年…前回の東京オリンピックの開催がきっかけとなり、多くの家庭にテレビが普及しました。

そして今回、2020年の東京オリンピックでは、自動運転技術を使った公共サービスに注目が集まっています。

今度は…自動運転が広く普及していくのかも?

近づく未来…期待も不安も膨らみます…。( ̄‐ ̄)