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日産…って、凄いんだぜ!

1958年(昭和33年)…当時世界で最も過酷なレース…オーストラリア大陸一周ラリーに、自社開発の自動車で出場しクラス優勝を飾ります。

その功績、技術力を評価され…自動車業界初のデミング賞を受賞するなど…創業時より技術力の高さから「旗は日の丸、車はダットサン」と人々から親しまれ、故障が少なく高速走行を得意としたことから、医者の往診車「医者のダットサン」としても絶対的信頼を得ました。

日産は「技術の日産」と言われ、クルマの技術に関しては日本一、いや世界に誇れるメーカーです。

(「技術の日産」のフレーズ元を辿ると…1966年に日産自動車が吸収合併したプリンス自動車工業が「技術のプリンス」を掲げていたことに由来するようです。)

日産は、数多くの名車を産み出しました。

代表的な車種には、スカイライン、ブルーバード、フェアレディーZ、サニーなどが名を連ねます。

  

そして、その程んどがレースなどで素晴らしい実績を残しています。

中でもスカイラインGT-Rは、ツーリングカーレースにおいて世界の並居る強豪と戦い…49連勝を含む通算52勝という大記録を打ちたてました!

その後の好景気とスポーツカーブームもあり、日産はシェアを順調に増やしてゆきます。

…が、バブル崩壊後に経営危機に陥り、2兆円もの負債を抱えて倒産寸前に…。

フランスのルノーが手を差し伸べ、資本提携を結び傘下となり…今話題の人、カルロス・ゴーンの手腕でV字回復することに成功します。

度重なる不祥事で窮地にあった三菱自動車工業株式会社を吸収し、3社連合となり…ついには販売台数が世界2位となります。

そして現在…日産はリーフやe-POWER、独自のハイブリッドを含むパワートレーンやシャシーの進化、自動化への取り組みを進めています。

e-POWERや自動運転などの開発も素晴らしいことではありますが…世界にはその上をいくメーカーがあり、まだまだこの分野では発展途上のようです…。

日産の匠は…コンピューターでハンドル操作の補正を行い、車速が50~60km/hで轍にステアリングをとられるような場面でも、進路が乱されることなく走りすぎることが出来る「ダイレクト・アダティブ・ステアリング」。

それと、日産が20年以上掛けて開発した夢のエンジン…NA(自然吸気エンジン)のとターボエンジン、2種類のエンジンを同時に積んだような可変圧縮比エンジン「VCターボ」でしょう。

ともに、量産車に搭載したのは日産が世界初です!

ゴーンさんの逮捕により、3社連合の先行きも不透明ですが…「やっちゃえ!日産」を合言葉に、技術の日産と呼ばれるに相応しく在ろうと歩み続けています…。

日産…って、凄いんだぜ!