皆様がお車を購入されるときに、「これに(車両価格)別途、諸費用が掛かりますので…」ということを聞かされていると思います。
当たり前のように提示される諸費用…皆様はどの程度知っていますか?
今回は諸費用のことを、初めてお車を購入する方にも出来るだけ解り安く書いてみようと思います。
<諸費用の種類>
大きく分けると課税分費用と非課税分費用の2つに分けられます。
課税分費用とは消費税が掛かる費用のことで、主に販売店の手数料のことです。
登録費用、車庫証明費用などがそれに当たります。
非課税分費用は自動車税、取得税、重量税、自賠責保険料などで、主に税金です。
この非課税分費用は、原則として全国共通です
内訳は…
(課税分費用)
整備費用…納車点検整備に掛かる費用のことです。
登録費用…名義変更の代行手数料です。
車庫証明費用…車庫証明手続きの代行手数料です。
納車費用…お客様宅への輸送費用のことです。
(非課税分諸費用)
自動車税…月割り分の自動車税です。
重量税…車検取得時に必要な税金です。
自賠責保険…加入必須の保険料です。
登録届出…車輌登録時に支払う印紙代です。
車庫証明届出…警察署で支払う印紙代です。
リサイクル料…解体費用の前払い金です。
当社ではこんな感じです。
販売店ごとに異なるのは課税分費用で、費用の項目や金額はお店ごとに大きく異なる場合もございます。
例えば…
こちらは、とあるお店の見積もり(軽自動車)です…どうですか?
非課税費用は空欄で…登録諸費用23万円!(  ̄っ ̄)ムム?!(一般的には、諸費用総額でも5~10万円程度です。)
例え、他店と比べ車輌価格が安くても、その分諸費用が高ければ本末転倒…トータルでは高く買うことにも成り兼ねませんので…「値引き金額」や「サービス品」などに惑わされずに、見積もり全体を見て、損か得かを見極めましょう!