BMW全てオーナーが頭を悩ませているのがオイル漏れ…。
E型から現行のF型になってからはオイル漏れに加えて、点火係のトラブルが頻発しております。
こちらの116iもアイドリングの不調でお預かりしました。
コンピューター診断機に掛けてみると、やはり点火系のエラーが…。
イグニッションコイルを交換し、プラグも全て交換しました…しかし、これで終わらないのがBMWなのです。
そう…オイル漏れです。こればっかりはコンピューターでは解りません。
漏れている個所を慎重に探します…どうやらエンジンの後ろ側が怪しそうです。
この場所にはバキュームポンプが在りますので、その線が濃厚です。
これが取り外したバキュームポンプです。 調べてみると…やっぱり漏れてました。パッキンで使われいるOリングの劣化が原因のようです。
では、チャチャっと交換しようと部品屋さんへ電話すると…なんと!Oリング単品の部品供給が無い!?
E型にはあったオーバーホールキットも、F型には無い…
つまり、バキュームポンプ本体ごと買わなければならない!?
その価格…なんと!7万円!!高すぎる!(`ε´)ぶーぶー
こんなOリングごときで7万円も出せませんので、代用品を探します。
部品が届くまでの間、バキュームポンプをバラシて軽くオーバーホールします。
ここまでで、新車ディーラーであれば20万円オーバー確実です。
オーナー様からは「安く上がってよかったぁ~」と、喜びの言葉を頂きました。